マンションのオプション その1 区分

新築マンションを購入する際、ほぼ確実に案内されるのが、オプションのお誘いです。

申し込みや契約時期によってかわりますが、大きく分けて2種類に分かれます。

1.設計変更・建築オプション

2.インテリアオプション

 

1に関しては、早期契約の場合で、本体工事に間に合う場合に申し込み期間が設定されるものです。

責任区分はマンションの販売元、事業主になる場合がほとんどです。

 

2は、販売元の関連会社が責任者となります。

大雑把に言えば

契約者に引渡しが行われる内覧会・鍵の引き渡しまでに行われる工事か

鍵の引き渡しが行われてから入居までに行われる工事かで分類されます。

 

設計変更に関しては、混合される工事内容はほとんどありませんが、

建築オプションとインテリアオプションについては、扱い品目がかぶることもあり、

時々価格などの違いについても疑問を投げかけられる場合もあるので、

別の記事で紹介いたします。

 

・・・気持ちはわからなくもないんです。

販売会社によっては、最初の設計変更から、インテリアオプション、コーディネートまで同じ担当者が対応してます。

同じ担当者が対応してくれているんだから、同じ単価に出来るんじゃないか?

当事者になればそう思ってもみたくなりますよね。

実際言われた事もあり、その時に説明して納得していただいた経験に基づきます。

 

(2019.9.29補足)

建築オプションの単価がインテリアオプションの単価より高いという原因はいくつかあります。

一番大きなのは、建築オプションの場合、数をまとめられる、いわゆるスケールメリットが働き、

単価が抑えられるということ。

100室あるマンションで、インテリアオプションを利用するために話を聞こう、

販売会に行こうとするのは半数以下がほとんどです。

それに対し、建築オプションはほぼ全室に対して提案、営業することができる立場です。

そうなると分母が大きいので受注数もインテリアオプションより高くなります。

また、ゼネコンさん相手となれば、エアコンなど仕入れ単価がもともと違う場合もあります。

そういう積み重ねで単価に差が出るのは必然と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

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