マンションのオプション その4 ガラスコーティングとフイルム
窓のガラス面の保護するコーティングとフィルム
外からの汚れ保護に当たるのがコーティング、ガラス面の外側に塗布します。
紫外線や断熱のために室内側に貼るのがフィルムです。
コーティングに関しては、室内のミラーなどにも使われることがあるようです。
コーティングに関しては、幹線道路が近いなど排気ガスが多いような立地でしたら考えてもいいでしょう。
フィルムは震災が起きてから、飛散防止など考慮する方が増えているのですが、
それよりも紫外線カットにとても有効なので、お部屋の保護や部屋の中にいても日焼けしてしまうのが心配なら、やはり入居前に施工してもらったほうがいいでしょう。
日光の紫外線による日焼けや退色って結構すごいんです。
畳の縁など、なんの対策もない窓際はすぐ退色してボロボロになってしまいます。
UV防止のレースカーテンにありますが、紫外線を吸収するタイプだと裏側が黄ばんでしまいます。
家具もフローリングも窓側だけ色が退色したり、というのを避けたければほしいアイテムですね。
フローリングのコーティングと同じく、フィルムとガラス面にゴミなどが混入しないよう、綺麗な状態で貼らなくてはいけないので、やはり入居前がいいということになります。
ちなみにこのフィルム貼るのは技能試験があり、ガラス用フィルム施工技能士は立派な国家資格。
オプション販売している会社ですと、有資格者が施工、仕上がりの不安はほとんどないようです。
施工が入居日に近いと、稀にフィルムの中に水分が残っている場合があります。
空気やゴミが入っていなければ、時間とともに抜けてくれるので、それはクレームせずにほっといても大丈夫です。
フィルムについては他に断熱効果や防犯効果を謳ったものがあります。
断熱効果はエアコン効率を高めてくれます。
ただし、冬の日差しも防ぐので、冬の日中の暖かさを捨てたくないという方も中にはいます。
これは家庭ごとの考え方の違いなので、一概に言えませんが、冬の日中よりも夜間や、夏の冷房を考えると効率のいいのはフィルムを貼ったほうがいいのではと思います。
ガラス面の結露も減らしてくれる(サッシ枠は除く)し、今のマンションは窓面が大きい傾向もあるので、省エネ効果も狙うなら、断熱効果があるものの方がいいですね。
最後に防犯効果が高いもの。
ガラス破りをされても貫通されるまでに時間がかかり侵入を諦めてしまうほどの強力な製品ですが
これは取り扱いを行わないところが多いですね。
理由は、効果が高いものはフィルムの厚く景色が歪んで見えて眺望を損ねる、
他に比べて群を抜いて高額になるなどによります。
マンション自体にも警備会社を入れているところも多く、アイテムから除外されています。
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