マンションのオプション その9 優先順位

オプション商品の代表的なアイテムを大まかに説明してきました。

他にもオーダー家具やエコカラット、表札などがありますが、

これらは嗜好や要望に合わせて自己判断しやすいので、後日まとめさせていただきます。

販売会で話を聞くと、あれもこれも欲しいとなりがち、見積もり集計見てどうしよう、、と陥る人もたくさんいます。

中にはそういう迷いをさせないために、当日限りの値引きです!と注文を急がせる会社も無くは無いです。

販売側もいっぱい注文してくれた方がいいに決まっています。

ただ、基本的には喜んでいただきたいんです。

入居する部屋に、頼んでおいてよかったと思って引っ越して欲しいです。

ですから、予算オーバーしたら、きちんと悩んで欲しいと思います。

優先順位で迷ったら、後からが難しいもの優先

どうしても予算に収まらないなら、欲しいアイテムの中で、後で入手できないもの、工事が大変なもの優先です。

それと同じくらい大事なのが、長く利用して部屋のイメージに影響がある、存在感のある家具など。

 

前者はコーティング関係など、傷のつかないうちにしなければならないもの、家具をずらしたり片付けないと後から施工できないものなどです。

後者がソファーやテーブル、壁面サイドボードなどの家具類です。

少し前まで、コーティング関係押しをしてました。

でも、毎日生活で利用する家具に思い入れや使用感を最優先してもいいのじゃないかと思うようになりました。

リーズナブルでそこそこの家具を、使い切って買い換えるのもいいですが、

それなりのグレードのものを新居を機会に揃えるのも、満足度が格段に上がるのではないかと考えます。

しかも普段では値引きなどしない家具が、わずかでも割引してもらえる可能性もありますから、何が一番欲しくて、何を我慢するのか、迷ったら優先順位を今一度確認しましょう。

子供の成長過程で優先順位を考える。

まだお子様が小さい、これから出産予定という家族構成でも優先順位は変わります。

高額家具、カーテンなどは、今は我慢、にしておきましょう。

想像つくと思いますが、お子様の活発さ加減で、見るも無残、、になりがちです。

気が付いたら、いつも怒ってた、なんて方も。

躾が完全でないペットも要注意。

ペットは躾が終われば大人しくしてくれますが、お子様が小さい場合、小学校に上がるくらいまでは我慢するのが賢明です。

いろいろ経験して成長していく過程で、いつも大人しくさせておくのがいいとも限りません。

おもちゃがすっぽ抜けてガラスが割れました、なんてことにならないためにも、

ガラスフィルムの方が必要かもしれません。

インテリアオプションのネットでの評判

見ていると、評判悪いですね。

ボッてる、これがほとんど。

どうせ販売するだけで、職人に勝手にやらせてチェックもしてない。

まあ、書きたい放題です。

金額については、エアコンのところでも書きましたが、確かに底値ではありません。

販売員やコーディネーターの人件費も上乗せされてる。

はい、その通りですね。

しかし、考えてみてください。

激安量販店でも、販売員はタダ働きはしていません。

どこででも原価に人件費は当然組み込まれています。そしてどのくらい人が動いてくれるのかにより、値段に反映されます。

量販店やネットショップが安いのは、販売員の仕事を極力削いでコストを下げているからです。

それじゃ、その削いだ部分はどこに行ったのかというと、それは節約を考えている買う側の負担になってきます。

効率よく回ったとしてもいろいろなアイテムを一つづつ買い求めようと、自分が買い物や、調べ物に動くということは、自分の時間を切り売りしているのと同じことになります。

電車でも特急料金があるように、時間を節約する対価って必要になるということを理解していないと、オプション会利用は難しいかもしれません。

 

次に販売するだけであとは職人任せという通説ですが、

こういう杜撰なこと、責任問題になるので、チェックが入らないということはないです。ダブルチェックもザラです。

餅は餅屋、慣れている職人さんに工事してもらわないと、仕上がり汚くなりますので、当然販売員が工事をすることはありません。

工事項目もれ、コーティングなどの混入物がないか、など、別にチェック部隊を持っている会社もあるくらいです。

雑に工事をしたりすると、販売元にクレームが入り、最悪2度とお呼びがかからなくなるので、販売会社も慎重になりますから心配いらないです。

また、販売元とつながりがあるからこそ、万一何かあればクレーム対応はスムーズにしてくれます。

 

どこに価値を見出すかによって、評価が割れるのは仕方ないですね。

 

余談 IHのグレードが選べる時にも判断は人それぞれ

話は飛びますが、お子様の話で思い出しました。

キッチンのショールームで、あるお客様がもらした一言です。

その方は妊娠中でした。オール電化の物件で初めてIH使うので、使い方を見て見たいとのことでした。

IHヒーターの実演を見ながら、実演をしているスタッフさんが安全性の高さを力説していた時のことです。

「安全なんだろうけど、この子は火が熱いとか、燃えるということを、家庭で知らないで育つのかしら」

もの心つく前から焼く肉屋さんやキャンプに連れ回しているならともかく、

確かに、安全なのはいいにしろ、

火を見たことない、コンロは火が出ないのが当たり前の環境で育ったら、危険なこともあるかもしれません。

 

全自動のトイレも増えてきていて、自分で流さなくても勝手に流してくれるもの、が当たり前になって、流さないでそのままの子もいるらしいですし、生活環境の当たり前が、個人によって違いが大きくなりつつありますね。

 

保育園に入ればそういうことも学習していくのだろうけど、それでいいのかが不安、と。

そのお客様は、それを良しとせず、IHの3口目が発熱する、ラジエントヒータータイプにグレードダウンして申し込みされました。

 

優先順位は家庭によって変わります。

正解はありません。入られる方が入居日に心から満足できて、新しい生活を始められる最良の選択をされるよう、願ってます。

 

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