マンションのオプション その11 既製家具
オプション会では既製家具も取り扱っています。
物件や地域に、販売会社によって、その都度紹介されるメーカーや販売店も変わります。
普通だと割引販売をしない高級家具なども5%〜値引き設定があり、搬入費用も無料になる場合が多く、お目当の家具があるのでしたら、リーズナブルに購入できるチャンスでもあります。
ただ、失敗が多いのも家具、だったりします。
スケール感はきちんと把握できてますか?
一番多いのは、家具のショールームで素敵だなって思って購入し、いざ部屋に入れて見たら、家具がやけに大きくて、、ちょっと失敗しちゃったかな?という方も。
広い売り場で見たら家具は小さく見えるので、ありがちなことです。
狭く見えるから交換でしてくださいは、ほぼ無理です。
これを防ぐためにはやっぱり自分で好みのスケール感覚を持つしかありません。
ちょっと狭いくらいがいいなって方も割といらっしゃるので、自分の好きな感覚を掴んでおくことが必要です。
平面レイアウトは基本にはなるのですが、それをそのまま信じてしまうのは早計です。
受け止める印象が諸々の条件によって変わるからです。
一般的に家具の高さが高ければ高いほど圧迫感を受けます。
間取りと家具の配置によっても、配色でも変わります。
リビングダイニング兼用の高さのソファーやチェアーなども人気ですが、
せっかくスペース有効のために兼用家具を選んだのに、手狭に感じた、ということにもなりかねないです。
コーディネーターを上手く使おう。
一番いいのはやはりプロのアドバイスを聞くことです。
言いなりになるのではなく、こうしたいっていうのをきちんと主張しましょう。
要点をあげると、
・好みの家具(色、座り心地や使い勝手、イメージなど)
・他のインテリア品との調和
・スケール感が間取りと合うのか
・搬入できる大きさか
・予算
これだけあげて、アドバイスできないコーディネーターなら、変えたほうがいいです。いくら担当でつけられても、波長が合わない人の意見を我慢して聞く必要はありません。
堂々と変更お願いしてください。
迷ったらとりあえず間に合わせでもあり。
新居にいいもの購入したいとは誰しも思うもの。
でもどうしても決められないなら、格安の量販店で間に合わすのもアリです。
入居してからその部屋に見合ったサイズも身をもって確認できますし、
お子様が成長するまで、ペットのしつけが済むまで、予算額が貯まるまで、
既製家具は他のオプション商材と違って後で入れるのが容易なので、
ニーズに合わせて優先順位的に下になるなら何年かかけてじっくり選び、
それまでの間に合わせをチョイスするのも賢いやり方です。
数年間なら、耐用年数も気にしなくても大丈夫ですし、焦って一揃えするより、十分考えて選びましょう。
イケアが代表的ですが、部屋の大きさに合わせてコーディネートしている売り場もとても参考になります。
インテリア雑誌や実店舗などを回ったり、知識を広げて素敵な住空間を目指してください。
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