ゴロウ・デラックス 継続
昨日、ヤフーニュースを見ていたら、
稲垣吾朗さんのレギュラー番組『ゴロウ・デラックス』の継続が、正式発表されてました。
これは嬉しい。
SMAPのジャニーズ退所組の番組が打ち切り、打ち切り検討が囁かれる中、
この番組のファンであったので、存続してくれてよかったと胸をなでおろしました。。
関東ローカルの深夜番組で、全国的には見られない地域もあるようですが、
TBSのコメントにもある通り、とても良質な、読書バラエティです。
課題図書と称して取り上げた本を、作者をゲストに招いてその本について語り、
稲垣さんと外山アナウンサーが時には朗読を聞かせてくれたり、ロケに行ったり。
この番組のすごいところは、何しろあまり人前に出たがらない作家さん達からの信頼が厚く、
テレビに出たくないけど、この番組なら出るという作家さんが多いこと。
それもうなづけるほど、とにかく二人とも聞上手、話させ上手。
小島慶子さんが司会でいた頃より、外山さんに変わってから雰囲気も柔らかくなってて、
作家さん達がリラックスして話しているのが伝わってきます。
何年か前に作家さん達の花見会も取り上げてロケをしていましたけど、
普段から交流はあるらしく、仲よさそうで、楽しそうな雰囲気でしたね。
綿矢りささんは出演の開口一番「稲垣さんに会いたくて」とか言っちゃうし。
番組で取り上げてた本、ほとんど読んでいます。
普段の自分なら買わないような本を紹介してくれるので、
どんどん苦手なジャンルが無くなって、以前よりも本を読むようになりました。
ほぼ毎週、課題図書を読み込むのは外山アナもそうですが、とても大変だと思う。
でも、読み込んでるからこそ、作家さんさえも、そこ反応するの?って驚くようなところに食いついたり、
よく読んでないとわからない質問をぶつけるので、
他の媒体のように同じような質問されるより作家さん達も楽しいんでしょうね。
そういう姿勢が、信頼に伝わるのだと思う。
スタッフの姿勢もいい。
『字が汚い』という、新保信長さん出演の回は、エンドロールのスタッフが全員本人の直筆のテロップが流れたり、
毎回山田くんは消しゴムはんこを作って披露したり、
やっつけバラエティとは一線を画しています。
ぱっと見地味だけど、奥が深くて面白い、誰もかわりができない、真似ができない番組ですもの、
長く続いてほしいものです。
稲垣さん、かなり昔になるけれど、自身でも2001年に初めてのエッセイ本を出しています。
『馬耳東風』という本で、ずっと捨てずに持っていて、たまに読み返したりもしています。
廃刊になって久しい『コスモポリタン』と一部『週刊プレーボーイ』で連載していたエッセイをまとめたものです。
脱退したてだった、森くんのことも書いてますよ。
ジャニーズ事務所では長いこといなかったことにされて、メディアではほとんど触れてなかった森くんのことを、
メンバーではじめて取り上げたのは彼だった。
そんな何処かマイペースな、稲垣さんがお気に入りで、彼の出演している映画もなぜか全部映画館で鑑賞。
あ。おしんだけは見てないわ。
彼の勧めるもの何気にあとで大ヒットになるものがある。
ワインもそうだし、自転車も、マラソンも、
そういえば宇多田ヒカルさんがで始めた時も、私が覚えてる限り一番先に押していたのを聞いたのも彼だったなあ。
萬斎さんで有名になった安倍晴明、それもNHK版では稲垣さんが先。私はこっちが好きだった。
装束姿がよくお似合いで、いつか大河の貴族役で出てほしい。
なぜか気になる彼の番組、
このゴロウデラックスの前にも深夜バラエティをずっと続けていて
故川田アナも出ていましたね。
彼がメインの番組は女性の方々がのびのびとされてるように感じます。
本人役者中心で進むようですが、この番組もぜひ続けて欲しいです。
できればもっと早い時間で、1時間番組になるともっと嬉しい。
まもなくジャニーズを離れる彼の活躍を、期待しています。
すぐに売り切れてしまう舞台チケット、これからは取れるようになるかしら?
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