サッカーW杯 我流の楽しみ方
今回のサッカーW杯観戦はとても楽しい。
初めに書いておきますが、あくまでも私流の楽しみ方で、
私的な感情が入ってます。
なんとなくネットサーフィンしたらたどり着きましたって、
熱狂的なサッカーファンの人には、およそ受け入れられない主観的考えが満載なので、
違うと思ったらすぐに閉じてください。
意外性の多い展開
今大会、番狂わせとしか思えないような試合が目白押し。
開幕のロシアが勝っちゃったところから始まり、強豪国が大苦戦。
下克上ってこういう時に使うんだという試合が続いています。
いつもなら、どうせこちらが勝つんでしょ?とかの予想通りで、展開を楽しむとはいかないんだけど、
今回はどちらが勝つか予想できないものだから、放送に釘付けです。
順位にも表れていて、
6月26日現在になりますが、
グループA、
ウルグアイの首位は当たり前として、ランキング最下位のロシアが2位
グループB、
こちらはほぼ順当に
首位スペイン、2位ポルトガル
グループC、
首位フランス、2位デンマーク、デンマークより上位のペルーが最下位です。
グループD、
ここが一番えーっ???って感じ。
首位クロアチア、2位ナイジェリア、
なんと、ランキング5位のアルゼンチンが一勝も上げれていません
アルゼンチン、予選敗退の可能性があります。
グループE、
こちらはほぼ順当に
首位ブラジル、2位スイス
グループF、
こちらも順位から見たらほぼ順当に
首位メキシコ、2位ドイツ
だたしドイツはランキング1位にも関わらず大苦戦。
メキシコに初戦負けてるって衝撃的でした。
グループG、
こちらはほぼ順当に
首位イングランド、2位ベルギー
ベルギーが首位じゃないってところが??なのですが、
グループ最終試合で直接対決するのでそこまでお預けです。
そして日本が入っているグループH
ここ、誰も予想してなかった日本の大健闘。
ランキング最下位のチームが一位ですよ。
多分このグループの国、日本なんて眼中になく、3国で2枠を争うつもりで、
日本戦はボーナスポイントと考えていたはず。
それがまさかの日本が首位、最終戦を待たずにランキング6位のポーランドが予選敗退決定です。
大波乱の今大会、その渦中に日本が入っているなんて、感慨深いものがあります。
それともう一つ、イケメンが多いのも見どころでした。
過去形になっているのは
モロッコの予選敗退が決まり、ルナール監督がもう見られないということからですが。
もう、一目見たときから釘付けになってしまい、
自分の中ではそんな風に試合を見るのは日韓合同大会の時のベッカム以来で、
ミーハー気分になってしまいました。
しかもモロッコ、ちょっとかわいそうな判定が多々あり、悲運も背負っていたのもまた魅力。
監督も主張、抗議していましたが、それが顕著だったのはポルトガル戦。
明らかに審判がポルトガル寄り。
あとで審判がロナウドのファンとかニュースになっていましたが、
真偽は別として、
それなら納得、と思ってしまうほどの内容。
そんなこともあり、モロッコかわいそう、ルナール監督かわいそうで、ますます気になってしまい、
スペインに負けて敗退が決まって心底がっかりです。
ただ、モロッコ、負けはしたけど十分強豪国を苦しめていたので、今後が楽しみです。
ちなみにルナール監督、ハリルの後釜にと日本が接触して断られた監督、
彼が日本チームの監督に就任していたら今後の日本代表戦は会場に通ったかもしれません、、、
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日本代表について
ここからは本当に主観でしか書きません。
私は香川選手を応援してきました。
不調の時も含めて、ずっと応援し続けてきました。
日本代表だと活躍できないとレッテルを貼られていたのを苦々しく思ってきていたので、
今大会の香川を見ていると本当に嬉しいです。
なぜ今回活躍できているのか?
それは昌子選手が定着してDFの穴が小さくなったこと、
中盤に司令塔となりうる選手が他にもおり、香川だけのマークが分散して攻撃できるようになったこと
何より今まで歴代監督が踏み込まなかった、本田との明確な住み分けが実現したことによるでしょう。
香川は空気になっていると酷評されたりしてましたが、これ、仕方ないです。
本人の不調ももちろんありますが、
半分以上は彼が本来する仕事をさせてもらえないで、フォローに回らなければいけないことが多かった。
というところに尽きると思います。
何しろどんなポジションで選出されようと、
真ん中に割り込んで、10番のプレーをしようとする本田がいました。
そのため、彼のプレースペースは狭くなり、思うような動きができず
時には本田が放棄したスペースのフォローや、守備を担っていたのですから。
よく今まで我慢してきたなと思いましたが、
そうせざるを得ない状況でもありました。
今回は自分のポジションできっちり仕事をした上で、攻撃もできる選手が多数いるので、
自分の役割を全うできているように思います。
乾が負傷から間に合ったことも、岡崎ががっちり守りもできることも、
走りきれる選手が周りを固めているという状態になりやっと、実現したようでした。
香川の表情からも迷いや不安が消え、
自信を持った精悍な顔つきになっているのが印象的です。
西野監督が、最初から構想を持っていたのかは不明ですが、
今メインを張っているほとんどが、
ハリル解任からのわずかな期間、香川とともにBチームとされてきた選手たち。
途中シャッフルさせずにセットプレーを練習させてきたのが意図的だとしたら、
西野監督はとんでもない知将でしょう。
スイス戦で本田が望む10番のポジションで、
彼の主張する戦略で試合を行っています。
結果はあの通り。
そのあとのパラグアイ戦でBチーム主体に総とっかえし、
どちらが機能するかを見極めていた節があります。
相手国のレベル差はもちろんありますが、そこで踏ん切りをつけて、
選手を納得させられたというのも、いい方向に作用しました。
試合の大半を香川に任せ、
本田にもジョーカーとしての役割を作り、それが今の所功を奏しています。
ようやく香川を最大限に生かす日本代表監督に巡り合えて、本当に良かったと思います
それは他の選手にも言えることで、
自分のポジションで、最大のパフォーマンスができる布陣を与えられていることを、
皆理解しているようで、勝敗は別として、安心してみていられます。
一抹の不安があるとしたら、
ゴールを決めて強気になった本田が、スタメンにこだわり先発させろと主張しないことですが、
まあ、大丈夫でしょうね。
GKの人選は、、監督に任せるしかないでしょう。
何れにしても木曜日の試合が楽しみです。
欲を言えば、
PKじゃない香川のゴールが見たいですね。
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