土屋鞄製造所 Christmas Book 2018
今年の土屋鞄製造所Christmas Book
土屋鞄製作所さんから、Christmas Bookが届きました。
一般の配布希望の方には、昨日あたりから希望受付のURLが発表されてるみたいですね。
今年はカバンのメンテをお願いしたので、先行で送ってくれたようです。
いつもカタログが豪華な、というか凝っている内容なのですが、
今回の凝り方、半端ないです。
装丁からしてすごい!
ブックの表紙、なんと二枚重ね!
本体にトレーシングペーパーのような透ける紙を被してあり、赤い文字はその紙に印刷してあります。
外すとなーんにも文字がない、絵本なのかと思うようなつくりです。
中を開けてみると、、、
幅の違う紙が綴じてあります。
めくってみると、、、
なんて事でしょう!
11月1日から12月29日までのカレンダーが5枚に別れて入っていました。
(ちょっと中途半端なくくり?)
しかも、ミシン目が入っていて、本から切り離しができて、ちょっとメモもできるという。。
グラフィック部門頑張ってますねって感じですね。
興味のある方、取り寄せてみてはいかがでしょうか?
https://www.tsuchiya-kaban.jp/catalog/index.php
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土屋鞄製作所とのおつきあい
土屋鞄製造所は、
『土屋鞄』でネット検索しているとすぐに出てきますが、
日本で自社ブランドのカバンを制作しているメーカーさんです。
マークが主張しているカバンと違って、シンプルな、いかにも皮革製品ですって感じの製品が多いですね。
今は全国に12店舗を構え、通販で直販、もしくは楽天ショップを持っています。
1965年、ランドセル制作から始まった会社のようですが、
私が知ったのは今から15年くらい前、
当時、A3が入るカバンを探してました。
ナイロン製のは持っていたものの、ちょっときちんとしたバッグが欲しいなってことで
色々ネットサーフィン。。。
そして見つけたヌメ革のA3のデザインバッグL(現廃番)
もう買うしかないと思い、でも通販じゃなく実物を見たいってことで
当時まだ足立区花畑にあった本社兼作業所に見せてもらいに行きました。
西新井駅からだったか、バスでないと行けない所にありました。
まだ1店舗しかなくて、
こじんまりして買いに来るお客さんがいるっていうよりは、作業所兼ショールームで
来てくれたら製品も売りますよってスタンスのお店でしたね。
デッドストック品になってた赤や、染色なしのもの、黒にこげ茶色に明るい茶色
散々迷った挙句こげ茶を選び、今も大事に使っています。
以来何個かカバンや財布、小物をちょこっとずつ買い足して現在に至り、
今年最初購入したのメンテをお願いしていたので、ChristmasBookを手にしてます。
当時の話ばかりで申し訳ないのですが、
お店の方にもっと実店舗展開したらいいのにって言ったら、
あんまり手を広げないでやっていくって方針なんですって答えをいただいていたのですが、
今や全国12店舗、時の流れを感じます。
本店が西新井に移ってからどんどん拡大路線になり、
ファミリーセールのようなものもなくなってしまいましたし、
製品の新陳代謝も活発になり、個人的にお気に入りだったものが減ってしまい
少し寂しく感じます。
前述のデザインバッグも今はなく、ヌメ革シリーズ『ナチューラ』も、革小物を残すのみとなっていますが、
それでも革の良さを感じられる製品が多く、
いつかは欲しいと狙っているカバンがまだ何個か(笑)
手に入れるまでお目当て製品が廃番にならないことを祈ってます。
また、可能な限り費用はかかりますが、修理を受け付けてくれるのもありがたいです。
実際店に持ち込んだ時に、知らない店員さんもいて、長い店員さんは懐かしそうに見てくれてました。
修理した職人さんも、年が経ってる割にきれいな状態に驚き懐かしがってくれたようで、
そんなふうに関わった人にみてもらい、直してもらえるっていいですね。
傾向として
本皮革素材でシンプルなものが好きな方、
『coach』のクラシックラインが好きだった方、
国内製作品にこだわりたい方には食指が動くメーカーだと思います。
気になる方はホームページを見てみてください。
気に入る型があったなら、
シボの入り具合とか革の表情が一つづつ異なるので、
お店が近くにあれば手にとって、現物を確認してからの購入をお勧めします。
土屋鞄製造所公式 HP
https://www.tsuchiya-kaban.jp
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