更年期 2 今思えばこれが始まり?
ある日突然、今から更年期になりましたと分かるわけじゃないですが、
振り返ってみれば、これが予兆かと思われる最初の出来事は、
生理がだんだん重くなってきたことでした。
元々経血量が多く、気をつけてないとすぐに貧血数値になってしまうがちなのに、更年期が始まる1年ほど前くらいから半端じゃなかったです。
最後のあがきだったのか、2、3日目は夜用のナプキンでも2時間も持たず、夜はもう恐怖でした。
生理用のショーツも防水シートの面積が多いものしか身につけられないし、朝までぐっすり寝てられなくなりました。
昼間も血が少なくなる感覚というのを感じるくらいで、仕事でも打ち合わせが長くなるのが本当に辛かったです。
その症状が出る3年くらい前に、貧血を半年ほど病院に通って治療を終えていました。その治療を怠っていたら、寝込んでいたかもしれません。
貧血気味な方は、生理がある限り、軽めだからと甘く見ないで、しっかり治療されることをお勧めします。
貧血治療
少し寄り道話しになります。
貧血は毎月生理のある女性がかかりやすい疾患です。
しかも悪いことに、貧血状態が続くと、体はそれに慣れてしまい、自分では気づかないうちに重くなっていきます。
その年の健康診断で、ヘモグロビン濃度6台になってしまい要治療判定されました。
典型的な鉄欠乏症貧血。結果を聞きに行った検診センターですぐに紹介状持たされて、総合病院で検査です。
自覚症状がないという私に
「みなさんそうおっしゃる、ですが体が貧血状態に慣れてきているから自覚できてないだけ、このままじゃ危険」と、冷静に話す医者。
言われてみれば走れば息切れ、立ちくらみ、頭痛。全部当てはまる。
そしてピロリ菌も貧血の原因になるから念のために検査したら、ピロリ菌もちだとわかり、先に除菌することになりました。
一週間飲み続ける薬をもらって、服用すること一週間
お腹がゆるくなるかもと言われた副作用は起こらず一安心、と思いきや。。
それよりもっと辛い副作用が待ってました。
味覚障害です。
ある意味最悪な副作用です。
噛んだ感触はあっても味がない感覚、わかるでしょうか?
何食べでもなんの味もしないただ噛んでるだけの食事、辛すぎです。
病院でも説明受けてなかったので、半ばパニックになりながら薬局に問い合わせたら、副作用で味覚障害起こす人ほとんどいないから説明しませんでした!すぐに戻りますよの一言で済まされてしまいました。
言われた通り3日くらいで戻り始め、病院に除菌できたかの検査に行く時には元どおりでしたが、一生味がない世界になったらどうしようと、ビビって暮らしてました。どうせ味もしないからと、おかゆばかり食べてました。
その一週間後、除菌できてると検査結果をいただき、それから貧血治療です。
鉄剤を毎日服用、数値を見ながら、徐々に数を減らし、一日おき、二日おき、と間隔をあけていくオーソドックスな服用治療。
名前がテツクールって、いかにもな名前の錠剤でした。
数値が上がってくると、動悸も頭痛も立ちくらみも治っていき、そうなってようやく自分がいかにひどい状態だったのか痛感しました。
結局半年かけて数字が12になったところで完了。
体も軽いし、医者に通って本当に良かったです。
(スポンサーリンク)