更年期3 最初の漢方薬局
ホットフラッシュが出始めました。
立ち仕事をしていたら、ちょっと冷たい汗。
あれ、貧血治ったはずなのに。。たちくらみにでもなるのかな?
そのすぐ後に全身がカーッと熱くなり、顔の毛穴が一気に広がったような感じで汗が滲んできました。
何がなんだかわからないまま、数分で何事もなかったように汗も引き、熱さも収まり、それが日に数回。
そのうちその症状が日に日に現れる頻度が多くなり、身体中の血が一気に頭に集まってくる感覚、血管切れちゃうんじゃないかというくらいの血流。
どこかで認めたくなかったものの、この症状は噂に聞く更年期のホットフラッシュだと確信しました。
でもそれでもやっぱり婦人科に行くのはためらわれ、漢方薬局に頼ろうと思い立ちます。
近くにあった、某大手の漢方薬局でカウンセリングを受けに行きました。
30代くらいの女性の方が担当につき、問診で一時間くらい。
勧められたのは、体質改善の効果も期待する煎じ薬。
一ヶ月分の薬がなんと3万円近く!
効くかどうかもまだわからないのに、そのお金出せませんよね、庶民は、、
恥も外聞もなく、正直にそう言いました。
ちょっと困ったような顔をされましたが、とりあえず一週間分をお試しとして買うことに。それでもたしか7千円台。手痛い出費ですが、改善できるなら必要経費だと。
副作用はどうでしょう
貧血の時の味覚障害がまだ記憶に強烈に残ってたので、一つだけ確認しました。
「副作用はどうでしょう?」
「この煎じ薬はそういう話聞かないですね、人によって少し苦くて飲み終わったあと気分が悪くなる人はいるみたいですが。経過を知りたいので、三日後くらいに電話かけさせていただきますね。」
そんな会話をし、帰ってから煎じて服用開始。
一袋の煎じ薬で作れるのは三回ぶん、一日用です。
恐る恐る一口。
うん、これなら飲めない苦さじゃない。
効果出るといいなあと思いながら、飲み続けて二日。
・・・効果でました。
副作用という逆効果が。
もう吐きまくりです。
脱水症状にならないように無理やり水を飲んでも、飲むそばから吐いてしまいます。
1日近くその状態が続いたので、さすがに医者に。
甘草が悪かったのかもね。と、その場で脱水症状改善のための点滴です。
漢方薬を試すのはいいけど、きちんとお医者様のところでももらってくださいとお小言までいただきました。
以前、漢方薬を病院で処方してもらったことがあるので、こんな副作用が出るとは、、
こうして後悔と、吐き気の中、婦人科にかかることにやっと踏ん切りをつけたわけです。
何度か漢方薬局から電話をもらいましたが、出ませんでした。
自己責任だとわかっているものの、副作用が辛すぎて、もう関わりたくなかった。
もし漢方薬を今後飲むことがあっても、医者から処方してもらわないものに手を出すのはやめようと心に誓って。
7千円の薬代は半分以上手付かずになり、おまけに治療もかさみ一万円強の痛い勉強代でした。
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