YouTubeで話題になった子猫のでんちゃん、その後の世の中の反応
緊急事態宣言から、よく見るようになったYouTube
お気に入りのチャンネルも増えて結構楽しんでました。
中でも毎日欠かさずにみていたのが『タイピー日記』
佐渡でのんびり暮らしているタイピーさんの日常動画なんだけど、
動物との関わり方が他の動画チャンネルと一風変わっているというか、
え?と思う野生生物との道で出会ったり、保護した犬や猫たちの治療から自分で引き取ったり、里親探したり。。
佐渡での日常と動物たちの様子がなんとなく和んでついついみてしまっているチャンネルです。
7月下旬に、一匹の子猫が粘着剤まみれの状態で救出されたのだけど、
その動画から一気にこのチャンネルが飛躍的に伸びていきます。
最初の状態はもう、これ助からないんじゃないの?って思ってたけど、
タイピーさんの細やかなお世話のおかげで、米糠風呂に入れて粘着剤も徐々に取れていき、
とても綺麗な美猫の姿に戻れました。そしてタイピーさんの家猫になり、
田んぼで救出しされたので『でんちゃん』という名前をいただき、可愛い赤やピンクのゴムの入った首輪もつけてもらいました。
このでんちゃん、最初はシャーシャーいうわ、態度が喧嘩腰だわ、
まあなんというか強い野良猫って感じだったんだけど。
優しい前住猫のりんちゃん、犬のブリちゃんに囲まれ、
献身的なタイピーさんの優しさも理解してきたのか、
日毎に徐々に心を開いて、顔つきが穏やかになり、
甘えるようになってきた矢先、急に亡くなってしまったのです。
でんちゃんが亡くなってからの反応
10月14日、登録チャンネルにしているので更新してるわーと思い開いたら、
タイトルが、
デンを可愛がってくださった皆様へ。
何か嫌な予感、でも里子に出すのかなあくらいに思っていたら、まさかの亡くなったのお知らせが。
Twitterでもトレンドに上がって、フォローしてる人からも回ってきてました。
多くの人が悲しんで、そしてでんちゃん、ありがとうといったコメントが多い中、
斜め上から見ている人もいるもので、
概要欄で*この動画の収益は地元の困った動物達のために使わせていただきます。と断りを入れているのに
広告つけてるのがおかしいとか、
その訃報の少し前に出てたロールケーキつまみ食いしてたのが悪いとか、
挙げ句の果てに先住犬のブリちゃんが噛んだんじゃないかとか、
獣医でもないのに原因探ししたり、動画にケチつけたり、
なんなんだろうと、とても悲しい気持ちになりました。
獣医さんの書き込みでは、子猫の突然死はよくあることで、本当に原因がわからないとあります。
ブリちゃんが噛んだというのはタイピーさんの母が別チャンネルで完全否定しています。
でも、それでも素人が原因探しをする人って、一体何がしたいんでしょうね。
少し前に有名人の自死が続いたときにも同じことがありましたし、
いまだに原因を探ってて、こうに違いないとか、憶測だけで周りの芸能人まで巻き込んで叩いたり、
YouTubeでも占い師や、
親しくも、詳しくも取材していない自称ライターがああだったとか、こうに違いないという動画をあげてて、
ネット配信て怖いなと思ったばかりで、動画見るのも怖いなと思ってしまいます。
それでも相当ひもじい思いをしていたのか、餌にがっついていたでんちゃん見たさについつい訪れて、
そして毎回泣いてしまうのですけど。。
一番悲しんでいるであろう飼い主さんを批判する人に注意する動画も上がってきてるし、
いい人も悪い人も混在して、他意のない動画がこうも違う見方をされるのかと、
まざまざと見せつけられた出来事でした。
今、コロナの影響で直接会う機会が少なくなり、
仕事面ではネット会議などでメールや電話以外にも意思の疎通が図りやすくはなっているけど、
それでもちょっとした足りない配慮だったりで、行き違ってしまうこともありそうなので、
自分も気をつけていかなきゃなとも思いました。
でんちゃん動画の自分の見解
ごく一部ですが批判を受けたでんちゃんの訃報動画、
*この動画の収益は地元の困った動物達のために使わせていただきます。
とあるので、全然ありだと思います。
このタイピーさん、過去にも野生動物を保護して獣医さんに見せたり、
手元においた保護犬、保護猫も目の手術受けさせたり、ケアを怠らないでお世話しているのを見ると
相当の費用と時間を割いているのが分かります。
そういう方に広告収入が入って今までの補填や、また幸せな動物が増えるお手伝いを行動に移せるために使われるなら、
すごくいいお金の循環だと思うんですけどね。
それでも嫌な人いるのかな?自分が払うわけでもないのにね。
このブログもお金目当てとか言われちゃうのかな?
でも大丈夫、そんなに見ている人いないから(笑)