2017 酉の市 鷲神社 長國寺 そしてパン
18日土曜日に、浅草の酉の市、二の酉に行ってきました。
あいにくとても寒くてたまにちらほら雨が降るという天気、
そのため人出もそれほどでもなく、お参りもそれほど待たずに済ませることができました。
もうここに通うのも10年以上、個人で働くようになってから欠かさず行っています。
そもそも酉の市って?
鷲神社のホームページには由来として、こう書いてあります。
社伝によると天照大御神が天之岩戸にお隠れになり、天宇受売命が、岩戸の前で舞われた折、弦(げん)という楽器を司った神様がおられ、天手力男命が天之岩戸をお開きになった時、その弦の先に鷲がとまったので、神様達は世を明るくする瑞象を現した鳥だとお喜びになり、以後、この神様は鷲の一字を入れて鷲大明神、天日鷲命と称される様になりました。
天日鷲命は、諸国の土地を開き、開運、、殖産、商賣繁昌に御神徳の高い神様としてこの地にお祀りされました。後に日本武尊が東夷征討の際、社に立ち寄られ戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝い、お礼参りをされました。その日が十一月酉の日であったので、この日を鷲神社例祭日と定めたのが酉の祭、「酉の市」です。この故事により日本武尊が併せ祭られ、御祭神の一柱となりました。
江戸時代から鷲神社は、「鳥の社(とりのやしろ)」、また「御鳥(おとり)」といわれており、現在も鷲神社は「おとりさま」と一般に親しまれ崇敬を集めています。十一月の例祭も現在は「酉の市」と広く知られていますが、正しくは「酉の祭(トリノマチ)」と呼ばれた神祭の日です。
詳しいことは別として、今では商売繁盛とか開運目当てで欠かせない風物詩ですね。
今年は三の酉まであり、三の酉まである年は火事が多いということで、火除けお守りも売っていました。
私のいつものルートは、鷲神社で参拝、
酉の市開催日にしか領付しない熊手守りを購入
こんな感じの熊手に稲穂がついているものです。
一体1000円
参道で、熊手のお店が軒を連ねていますが、
一度購入すると、同じ大きさか、どんどん大きなものを買っていかないといけないし、
相場もわからないし、交渉したり、とか、ちょっと苦手なこともあり、スルーです。
でも、有名企業や、有名人のご予約も熊手が出ているので、名前を見ながら歩くのも楽しいものです。
それからお隣の長國寺へ。
お参りを済ませて、ここではおみくじを引きます。
鷲神社にもおみくじはありますが、
ここのおみくじはお坊さまが引いてくれます!
なんとなくその方が説得力がある気がしますね。
今年は『吉』でした。
ただ、内容的には大吉でもいいんじゃないかというくらいなので、ちょっと嬉しい。。
酉の市にはその脇の道路に屋台が出て、ちょっとした屋台街になっているのですが、それに目もくれず、私が向かったのは、入谷駅近くのパン屋さんでした。
楽しみな寄り道! 石窯パンのグーテ・ルブレ
ここも酉の市とセットで、立ち寄りするのを楽しみにしている、
石窯で焼かれているパンのお店です。
訪れる時間によっては立ち寄れないこともあるのですが、今回は大丈夫、
店内くまなくチェックして、選んだのはこの二つ。
名前は忘れちゃったけど、渋皮栗と栗のペーストとカスタードがたっぷりのデニッシュ。
それと、
ドライイチジクとチーズが入ったフランスパン
中はこんな感じでぎっしり入ってます。
下町価格で、お値段も決して高くない。
しかも美味しいんですよね。
入谷はなかなか仕事でも立ち寄らないので、酉の市ついでに一年に一回しか食べれない貴重なパン。
一体どっちが目的なんだとも言われますが、今年もここに来れてよかった。
また来年もお礼参りと新しい熊手守りを求め、パンをお土産に帰る。
そんなささやかな楽しみを繰り返せたらいいなと、入谷を後にしました。
私は毎年入谷駅を利用していますが、駅からは少し離れているため
台東区循環バスなどを利用してもいいかもしれないですね。
今年の酉の市はあと一回、30日に開催されます。
酉の市とパンに興味のある方は足を運んで見て下さいね。
(鷲神社)
(グーテ・ルブレ)
東京都台東区入谷1−18−7東京菓子会館1F
営業時間 月〜土 7:00-20:00
日・祝 8:00-20:00
なんと、10時までは無料コーヒーがいただけます。
(客席はありません)
(スポンサーリンク)