2018 酉の市 浅草(鷲神社・長國寺)
2018酉の市の日程
世間的にはまだハロウィンの熱狂が尾を引いていますが、
日本人的には(関東中心で限定的ですが)、
やっぱり時期的に酉の市を大事にしたいものですね。
今年の酉の市の日程は以下の通りです。
一の酉 11月 1日木曜日
二の酉 11月13日火曜日
三の酉 11月25日日曜日
各神社で時間はそれぞれ異なりますが、
酉の市の起源になった浅草の鷲神社、隣接する長國寺では毎年、
午前0時〜翌午前0時までの終日となっています。
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今年も昨年に続き、三の酉まであります。
三の酉まである年は、火事や異変が多いと言われています。
今年はどうだったかな?と思い出してみても工場の火災のニュースは目にした記憶があるのだけど、多いと言われると、はっきりとはわからない、
ただ異変は多かったですね、大雨や台風など、自然現象によるものが特に。
何れにしても用心に越したことはありませんね。
長國寺さんでは、三の酉まである年限定の火除守りの授与が行われます。
(出典:長國寺HPより)
※(詳細はこちら)をクリックしても開きません、あしからず。
江戸時代の纏がモチーフになっているので、すごーく効きそうです。
酉の市の楽しみ方
自分の楽しみ方は去年も少し書いたのですが、
まず、酉の市ってそもそも何なのか、を知る必要があります。
起源の鷲神社HPよると、
社伝によると天照大御神が天之岩戸にお隠れになり、天宇受売命が、岩戸の前で舞われた折、弦(げん)という楽器を司った神様がおられ、天手力男命が天之岩戸をお開きになった時、その弦の先に鷲がとまったので、神様達は世を明るくする瑞象を現した鳥だとお喜びになり、以後、この神様は鷲の一字を入れて鷲大明神、天日鷲命と称される様になりました。
天日鷲命は、諸国の土地を開き、開運、、殖産、商賣繁昌に御神徳の高い神様としてこの地にお祀りされました。後に日本武尊が東夷征討の際、社に立ち寄られ戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝い、お礼参りをされました。その日が十一月酉の日であったので、この日を鷲神社例祭日と定めたのが酉の祭、「酉の市」です。この故事により日本武尊が併せ祭られ、御祭神の一柱となりました。
江戸時代から鷲神社は、「鳥の社(とりのやしろ)」、また「御鳥(おとり)」といわれており、現在も鷲神社は「おとりさま」と一般に親しまれ崇敬を集めています。十一月の例祭も現在は「酉の市」と広く知られていますが、正しくは「酉の祭(トリノマチ)」と呼ばれた神祭の日です。
とのこと。
要約すると、
鷲神社さまの11月の例祭としての『酉の祭』が『酉の市』として広く親しまれるようになっていったようです。
お祀りされている天日鷲命が、諸国の土地を開き、開運、殖産、商賣繁昌に御神徳の高い神様とされていることから、
開運や商売繁盛を願う人々でごった返してます。
酉の市は境内に熊手の市が並び、鷲神社、長國寺を取り囲むように屋台が並びます。
雰囲気的には夜が最高、お参りがてら屋台でちょっと一杯という方も多くて、
夜は平日でもごった返して長い行列が続き、お参りだけ済ませたいという方は、
早朝から昼くらいまでにかけての時間帯がオススメです。
お参りだけの方の進み方の一例をあげますね。
鷲神社に入る前に、古いお札やお守りを収める場所があるので、お納めします。
(行列規制がかかっている場合は一番最後に)
そして鷲神社の鳥居から入ります。
鳥居の左右に巫女さんや宮司さんでしょうか、
ずっと幣(ぬき)を振って穢れを払ってくれているので、お清めして入りましょう。
そこをくぐってお参りしたのち、
酉の市限定の熊手お守りを授与していただき、正面の左側を進みます。
空いてればなでオカメを撫でて、長國寺に進みます。
そこでもお参りを済ませ、長國寺のおみくじを引きます。
なぜ鷲神社じゃなく、長國寺のおみくじ?と思われるでしょうが、
おみくじを引く前にお坊さまがお祓いしてくれるので(ほとんど気分の問題ですが)
それが終わったら、境内の熊手市や屋台を眺めながら帰路につきます。
毎年、酉の市に行くと、今年ももうわずかだなあと年の瀬を感じます。
そして来年も頑張りますと、御酉様に誓いを立ててこようと思います。
今年は一日が一の酉、
個人的にはいつもの待乳山聖天様のお参りもあるので、
浅草界隈をめぐる、忙しい日になりそうです。
鷲神社HP: http://www.otorisama.or.jp
長國寺HP: http://otorisama.jp/index.html
気になる方は各HPへどうぞ。
長國寺のHPはおみくじも引けます。
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