2020年 浅草酉の市
今日11月2日は一の酉。
毎年恒例の浅草鷲神社と、お隣の長國寺の酉の市に行ってきました。
今年は鷲神社は境内に入るために入場証が必要とのことだったので、
きちんと事前に往復はがきで申し込んで、入場証ゲットしていたのですが・・・
空いていた時間のせいか、要らなかった。。。
訪れたのは朝9時過ぎくらい。
いつもなら平日のこの時間でも並んでいるのですが、
避けた人が多かったのか、
拍子抜けするほど空いていて、並ぶことなくあっという間に鷲神社前まで。
すぐ隣で健康チェックシートを書く場所があり、
今日の体温や、連絡先などを書き込みます。
このチェックシートを境内に入る前に神社の方にお渡しします。
ここに消毒液も置いてあり、手のアルコール消毒も行います。
鉛筆も記入し終わったら使用済みの箱に入れて、完全に分けてます。
結構な徹底ぶりですね。
人が少ないせいもあるけれど、みんなきちんと書いて提出してましたよ。
神様の前でごねる人もいないだろうけど。
きちんと対策がなされていますが、
夜とか混む時間帯、行列が酷くなるのかなとか、
入場証が必要なことを知らないで訪れた人がもめたりとかしなきゃ良いな、
なんて考えながら境内に進みます。
写真の奥側の行列は
お隣長國寺に入るためのチェックシートを書く人の列です。
境内の中も至って整然としています。
鈴は使用禁止で固定してあります。
また、足元にはテープが貼られていて、
間隔を開けて並ぶようになっていました。
こんなまばらな状態は、ここ10年以上見たことない光景ですね。。
写真の床にうっすら見える黄色いテープが、
並ぶための間隔です。
でもこの空いて状態でも守られてない、、
というか、目立たない(笑)
お参り済ませて、熊手守りを授与していただき、
お隣の長國寺へ。
こちらへ境内の中から通り抜けはできないので、一旦外に出て、長國寺正門から入り直します。
長國寺では鷲神社と同じ、チェックシートを書きます。
そしてCOCOAアプリを入れている人はそれ見せるだけでOK。
チェックシート組はマスクに青丸シールを貼られます。(なぜ?)
長國寺は、鷲神社と違って、鐘は鳴らして良いことになっています。
ただしその前に手の消毒するように、係の人が待機してます。
お参り済ませて、お坊さまが引いてくれるおみくじをいただくまでが、いつものルーティーン。
今回は『吉』でした。
吉は吉なんだけど、
内容としては、
裏に書いてあった解釈によると、
果報を得るために努力は不可欠とのこと。
はじめは苦労するが、末は大いに良い。という大意。
興味深く面白いと思ったのは、
疾病の項目で、
『辛抱しなけれは、完治しがたい。
若者は元気によって、老人は養生によって治る。』
と、まるでこのコロナ禍の状態をそのまま言い当ててるような言葉が入っていること。
願望や待ち人など、少し手間取る、遅れるようなことも書いていて、今は辛抱の時だと教えられているように感じました。
おみくじ って、本当に不思議だなあといつも思います。
長國寺でのおみくじは、いつも酉の市からその次の酉の市までの一年間の流れをいただくのだけど、
苦労の時期がなるべく短いことを祈りたいです。
早くマスクなしで、予約なしで、
どこにでも当たり前に行けるような日常が早く戻ってきて欲しいですね。
ちなみに、この後、途中に浅草の浅間神社に立ち寄り初めてお詣りし、
毎月恒例にしている待乳山聖天様の月参りにも行きました。
待乳山聖天様のおみくじはいつも毎月の流れを教えていただくつもりで引きますが、、
こちらは 『凶』
11月はまだ苦労の時期が続きそうです。(笑)
待乳山聖天様、安定の凶ですね。こちらのおみくじは境内に結んで帰ってきました。
心を引きしてめ頑張らねば。
そうそう、
待乳山聖天の手水舎、柄杓がなくても手を水でお清めてできるように改良されてました。
竹の樋を延ばして水は溜めないけど、手を清めるくらいは水が滴るくらいになってます。
これもコロナ対策、知恵を絞って、改良されてます。